道は2021年度の食関連企業の経営意識調査結果をまとめ、道議会経済委員会(梶谷大志委員長)に報告した。経営実績(21年7~12月)では、41・1%の企業が売上高が「減少した」と回答し、前年比で20・4ポイント下降した。一方、「増加した」は26・7%となり、前年比11・1ポイント上昇。新型コロナウイルス感染症の影響が直撃する業界だが、復調の兆しも見られる結果となった。
経常利益も「減少した」は前年比12・9ポイント減の46・4%。これに対し6・6ポイント増の20・9%の企業が「増加した」と回答。売上高同様に「減少」割合が減って、「増加」割合が増えている。
一方、資金繰りについては、「変化なし」が前年比7・6ポイント増の60%で最多。「悪化」は3・8ポイント減の30・2%、「好転」は9・8%(3・8ポイント減)だった。
道では「復調の兆しが見えるが、資金繰りでは好転の回答比率が減っている。まだまだ厳しい状況にある」と分析している。
今後の売上高の見通し(今年1~6月)では、「横ばい」が45・6%で最多。「減少」が28・5%、「増加」が25・9%となった。
付加価値向上に向けた取り組み(複数回答)については、「商品」(57・6%)がトップ。これに「製造工程・技術」(43・1%)、「安全・安心」(34・7%)、「販売ターゲット」(33・2%)が続いた。
コロナの経営への影響に関しては、45・3%の企業が「大きく影響がある」と回答。「影響がある」(30・8%)と「多少影響がある」(16・7%)を合わせ、92・8%の企業がなお影響を受けている。
感染症で行政に期待すること(複数回答)では、「支援金・給付金、助成金の継続、拡充」が65・2%で最多。以下、「道産食品のPR・キャンペーン」(38・6%)、「需要喚起策(商品券発行など)」(30・7%)の順となった。
調査は、食品製造業、小売業、農業・漁業、食関連機械製造業、飲食サービス業など1016社を対象に、今年2~3月に実施。276社から回答を得た(回答率27・2%)。
















