男子シングルスの石川(和光3年)が貫禄の試合運びを見せた。2回戦から登場し、決勝までの計7試合を3―0のストレート勝ち。昨年9月の北海道選手権カデット(2年生以下)を制した実力者は、難敵も一切寄せ付けなかった。
11日の大会初日だった。自身が繰り出すツッツキなどの技術に「相手がよくミスをする」点に着目。強烈なフォアハンドショットを武器にするが、「今回は相手の嫌がるプレーをしよう」と12日は徹底してミスを誘うようなショットで得点を重ねた。
個人戦だけでなく和光男子の主将、エースとして団体戦でも全国出場を決めた。「胆振、全道でも優勝して、全国大会で一つでも多く勝ちたい」と意気込んだ。

















