道は15日、千歳市と釧路市で発生した乳児死亡事案を受け、道庁と道内の児童相談所・分室、各振興局を結んだ緊急連絡会議を開いた。担当者ら約40人が出席、両事案の情報共有と再発防止に向けた今後の対応を確認した。同日付で各市町村に対し、悩みを抱える妊婦、支援を要する子育て世帯へのきめ細かな対応と見守り強化を依頼する文書を発出した。
今月7日にJR千歳駅のコインロッカーから生後間もない乳児の遺体が発見され、22歳の母親が死体遺棄容疑で逮捕された。8日には釧路市で2歳と生後4カ月の兄弟が長時間自宅に放置され、弟が死亡し両親が保護責任者遺棄の疑いで逮捕された。
保健福祉部の鈴木一博少子高齢化対策監は「北海道で生まれた命を地域社会全体で育み、健やかに成長していける環境づくりが求められている」と述べ、市町村との連携強化や積極的な関わりの必要性を強調した。
会議は非公開で行われ、地域における相談機能の活用や家庭に寄り添った支援、早期段階からの積極的な助言を行うことを確認した。
















