体育館を出てすぐに、あまりの悔しさに涙をこぼした苫東の鳥海(3年)。苦楽を共にした仲間たちは温かく出迎えた。
個人女子に出場し、予選を8射6中で突破。苫小牧勢からは唯一準決勝に進出したものの、実力を出し切れず1中に終わった。
2年生の秋、的中率の不調から休部に至るほど追い込まれた。復帰する際は仲間に支えられたといい、「みんなが嫌な顔一つせず受け止めてくれた。復帰後も精神的に不安定な時期があったが、仲間が話を聞いて支えてくれた」と感謝を口にした。
「ここまで来られるとは自分でも思っていなかった。全国に行く意気込みだったが、全道大会に選手として出場できていい経験になった」と笑みを浮かべた。

















