反戦の願い込め 苫美術協会会員の室谷さん 24日まで苫信中野支店で水彩画展

反戦の願い込め 苫美術協会会員の室谷さん
24日まで苫信中野支店で水彩画展
作品への思いを語る室谷さん

 苫小牧美術協会会員の室谷孝枝さん(73)=苫小牧市元中野町=の「水彩画小品展」が24日まで、苫小牧信用金庫中野支店(元中野町)で開かれている。反戦をテーマにした作品を多く手掛けてきた室谷さん。今回は、ウクライナ危機早期収束の願いを込めた力作が目を引く。

 室谷さんが同支店で個展を開くのは17回目。今年は青森県平川市にある洋館「盛美館」の内装を描いた大作「青森の平川市盛美館」など水彩画やデッサン画計6点を展示している。

 「ひまわり」はロシアによるウクライナ侵攻の終息を願って制作したといい、ウクライナの国花のヒマワリとめいをモデルにした女性を描いた力作だ。

 「若い人が元気に暮らせる世界になってほしいという願いを込めた」と室谷さん。「子どもが犠牲になっているウクライナでの戦争は一刻も早く終わってほしい」と訴える。

 母に勧められたのをきっかけに約25年前に水彩画を描き始め、大戦中に苫小牧市樽前の上空を飛行する米軍機の編隊とサイロを描いた作品など反戦を訴える作品を多く手掛けてきた。

 室谷さんは「人類は一般人が犠牲になる戦争を世界中で繰り返してきた。本当に愚かなことで、絵を通じて若い人にも戦争の怖さと平和の尊さを知ってもらいたい」と話す。

 作品展は午前9時から午後3時まで。

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