苫小牧市植苗の観光庭園「イコロの森」(工藤敏博代表)内のローズガーデンでは、早咲きのバラが園内に彩りを添えている。今年1月の大雪で栽培施設が倒壊するなど大打撃を受けたが、バラの生育は順調。ガーデナーの工藤代表は「例年、ピークは7月上旬から。今年は他地域と同様、開花が早まるかもしれない」と話す。
木々に囲まれた約2000平方メートルにハマナス系を中心とした約200種、計400株のバラが植栽されたローズガーデン。本道のバラ育成の第一人者である工藤代表は冬の寒さや火山灰で地力の弱い土地柄を考慮し、「苫小牧に合った、自然の樹形を尊重した庭造りを目指している」と言う。
今年1月の大雪の影響で、苗を栽培するビニールハウスが倒壊した他、バラを絡ませ、立体的に見せる棚「パーゴラ」の一部が崩れ、バラの枝折れも目立った。一方、「雪に覆われたおかげで動物の食害がほどんどなく、保温効果も高まるなど思いがけない好影響があった」と語る。
今月中旬以降、同ガーデン入り口付近では高さ2メートルほどのハイブリッドルゴサが幾つもの赤紫の花を咲かせ、バラの原種の一つ、サンショウバラの高さ約5メートルの木にもピンク色の花が付き始めた。
赤、白、黄色など多彩な色や大きさのバラは今後1カ月ほどで咲き誇る見通し。工藤代表は「曇り空や雨の日もバラの鮮やかな色合いがより強く感じられるので、鑑賞を勧めたい」とアピールしている。
ローズガーデンは、イコロの森の有料エリア内にある。入園料は大人(中学生以上)800円、シニア(65歳以上)400円で子ども(小学生以下)は無料。午前9時~午後5時。
問い合わせはイコロの森 電話0144(52)1562。
















