苫小牧の市民団体「樽前山を語る会」(羽澤芳子会長)は21日、樽前山で登山会を行った。今回は頂上を目指さずに、通称「お花畑コース」を往復する行程。動植物に詳しいガイドの案内もあり、参加した16人は山の豊かな自然を満喫した。
最高気温が20度を超えた同日朝、参加者は7合目駐車場に集合。出発前に記念撮影をし、同会のテーマソング「樽前音頭」を合唱したり、甘酒も飲んだりして体を温めた。
ハイキング中は、会員で日本自然保護協会認定自然観察指導員の谷口勇五郎さんが、さまざまな植物を目にするたび、立ち止まって解説。駐車場周辺でもウコンウツギやマルバシモツケなどの高山植物を発見した。響き渡るセミの鳴き声について「今聞こえるのはエゾハルゼミで、7月初めごろまで鳴く。ちなみに鳴くのは雄だけ」と語り、参加者は「面白いね」と話しながらメモを取る姿も見られた。
同会は毎年、秋にも登山会を企画しており、羽澤会長は「樽前山はいろんな登山コースがあり、年を取っても楽しめる。たくさんの植物も魅力的で、秋の紅葉もよい」と話している。
















