売上高、純利益共に過去最高 用地分譲が好調 苫東21年度決算

売上高、純利益共に過去最高 用地分譲が好調 苫東21年度決算

 株式会社苫東(苫小牧市柏原)は24日、2022年3月期(21年度)決算を発表した。売上高は前年度比16・9%増の27億1445万円、純利益は同約2・2倍の5億9969万円で、いずれも1999年の同社設立以降で最高額。苫小牧東部地域の用地分譲が好調に進み、2年連続で増収増益と過去最高額の更新を達成した。

 用地分譲は新規・追加など4件で36・4ヘクタール。分譲面積は前年度比で2ヘクタールほど減ったが、柏原で医療や食品などの総合化学業大手カネカ(東京)の医療工場新設が決まるなど、新たな動きが続き、胆振東部地震の災害復旧に伴う特別損失の計上も終了した。配当も1株当たり前年度同額の1100円で、総額約12億3800万円となった。

 また、弁天で大型冷凍冷蔵庫「北海道クールロジスティクスプレイス」の活用を見据え、20年から造成開発している同所北側約5・5ヘクタールは、年内に完工予定。23年度に分譲を始める考えで、同社は「カーボンニュートラル(温室効果ガスの実質排出ゼロ)に伴うエネルギー産業への対応、新たな食や物流関連産業の創出を図るため、提案型誘致活動の推進や適切な基盤整備などに努める」としている。

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