災害図上訓練を体験 市のこども研修参加者

災害図上訓練を体験 市のこども研修参加者
地図上で公共施設の場所を確認する参加者

 7月末に東北の東日本大震災被災地でこども研修事業を共同実施する苫小牧市とトートー事務機(元中野町)は25日、市職員会館(旭町)で初回の事前研修を開いた。参加する児童生徒とスタッフ約40人が初顔合わせし、本研修を前に防災に関する市の取り組みを学んだ。

 こども研修は、まちの未来を担う人材の育成を目的とした青少年健全育成事業。今年のテーマは、「東日本大震災を知る・学ぶ・体感する」。7月28日から3泊4日で、青森県八戸市や岩手県宮古市を訪れる。

 抽選で参加者に選ばれた児童生徒は35人。緊張した面持ちで自己紹介し、高校生スタッフが考えたゲームで打ち解けた後、市危機管理室による講義を受け、「災害図上訓練(DIG・ディグ)」を体験した。

 DIGは災害、想像力、ゲームを表す英単語の頭文字を取った名称。地図を使って防災対策を検討する訓練で参加者は4グループに分かれ、苫小牧市の白地図にある公共施設や道路、津波浸水区域をカラーペンでなぞったり、囲ったりして災害時の避難場所について話し合った。

 錦岡小5年の菅原朱梨(しゅり)さん(10)は「災害が起きたときに、どう逃げればいいのかを東北で勉強したい」と語った。

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