市社協ボラセン 防災ボランティア講座 地域の支え合いが大切

市社協ボラセン 防災ボランティア講座 地域の支え合いが大切
防災知識を深める受講者

 苫小牧市社会福祉協議会ボランティアセンター(ボラセン)はこのほど、防災ボランティア講座を市民活動センターで開いた。市民30人が受講し、国内で発生した災害について学び、日ごろの備えと地域で支え合う大切さを再認識した。

 防災士で市社協地域福祉課の千寺丸洋課長が2020年7月に九州で発生した豪雨災害を例に、当時の災害ボランティアセンターの動きについて説明。現地では新型コロナウイルス対策として一般ボランティアを広域から募らなかった地域が多かったことを挙げ、この傾向は今後も続くことを示唆。地域の復興は地域住民で行う視点を持つことの大切さを強調した。

 また、同じく防災士でボラセン担当職員の一谷誠子さんは分散避難について解説。災害が起きた場合、学校などに設けられる避難所に集まるのが一般的だが、今は感染症リスク軽減のため、自宅、宿泊施設、自家用車、テントなどを活用した分散避難が求められていることを述べ、「食料や排せつ用品、生活用品、衛生用品などを必要分、備蓄しておくことが何よりも重要」と述べた。

 ボラセンでは、災害発生時に地域住民の立場から災害ボランティアセンターを支援する有志を「防災ボランティア」として登録しており、現在の登録者は135人。同講座は新たな担い手を増やす目的で開き、今年度は市のぞみコミュニティセンター、市沼ノ端コミュニティセンターでも未登録者を対象に計画した。

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