まだ食べられる食品が捨てられる「食品ロス」の削減へ、苫小牧消費者協会(山内幸子会長)は今年度、消費者庁が認定する「食品ロス削減推進サポーター」の養成に力を入れる。まずは8~14日、オンラインで行われるサポーターの育成講座および認定試験に同協会理事の9人が順次臨む。
同庁は2020年3月、閣議決定された「食品ロス削減推進の基本的な方針」に基づき、サポーター認定制度を創設。具体的な食品ロス対策を記したガイドブックも作成し、食や環境問題に一定の知見を持つ団体などを対象に育成講座を実施している。
講座は1日で約2時間、ガイドブックに基づき、食品ロスの現状や削減方法、参考事例などを学んだ後、試験に臨む。合格し、サポーター認定を受けた受講者には各地域で食品ロス削減に向けた周知活動に取り組むことや、年1回の活動報告が求められる。
同協会としては新たに誕生したサポーターによる学習会開催や会報発行などを通じ、食品ロスの削減活動に前向きな市民を増やしていきたい考えだ。
同協会は食品ロス削減に向けた活動に長年、取り組んでおり、食材を無駄なく使う方法を伝授する料理教室なども開催。昨年11月に市内で行われた市主催の「みんなの消費生活展」では食品ロスを題材にしたクイズなどを通じ、家庭での対策をアピールした。
6月には市民活動センター3階の同協会事務局を窓口に、家庭で余った食品の提供を少量から受け付け、市内のこども食堂などに寄贈する「フードドライブ」もスタートさせた。
今後も同庁がサポーターの育成講座を実施する際、同協会として会員らに受講を促していく考え。山内会長は「食品ロス問題についてしっかり学び、効果的な取り組みにつなげていきたい」と意欲を見せる。
















