元南極観測隊員の柴田さんが講演 北光小で心の授業

元南極観測隊員の柴田さんが講演 北光小で心の授業
柴田さん(右)の講演を聴く児童たち

 苫小牧北光小学校(瀬川恵校長)は6日、6年生71人を対象に「心の授業」を校内で開いた。第62次南極地域観測隊越冬隊員の活動経験を持つ柴田和宏さん(47)=市澄川町=が講師となり、夢を諦めない大切さを児童たちに教えた。

 柴田さんは元小学校教諭。2015年12月~16年4月、20年12月~22年4月の2回南極を訪れた。授業では、南極の仕事と暮らしをテーマに、動画や写真を交えながら講演。南極は空気がきれいなので息を吐いても白くならないことや、氷には海氷、氷山、氷床の3種類あること、基地には一人一人の部屋のほか食堂、風呂場、手術室などがあることを紹介した。

 南極観測隊員になったことについては、なりたいと思った時に、米大リーグのエンゼルスに所属する大谷翔平選手も使った目標達成シートを使用し、必要なことに取り組んで実現したことを説明。「かなえたい願いや夢があるなら、言い続けることが大事」と強調した。

 南極の氷を持参して児童に触れてもらう場も設け、子どもたちは「冷たい」「パチパチ音がする」「味はしない」など五感で氷を感じた。柴田さんが「1万年以上前の空気が氷に閉じ込められている」と伝えると驚いていた。

 内山永翔(えいと)君(11)は、「南極での暮らし方を初めて知った。おいしそうな料理に憧れた。氷は音がして面白かった」と話した。

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