第26回参院選は10日、投開票される。道選挙区(改選数3)は現職2人、新人10人の計12人が激しい選挙戦を繰り広げている。最終日の9日は多くの候補が札幌市の中心部でフィナーレに臨み、自民、立憲民主の両党はそれぞれ「2議席獲得」に向け、最後の訴えに声をからす。道選挙区の大勢判明は10日深夜になる見通し。
衆院からのくら替えで国政復帰を目指す麻生派の船橋利実氏=自民・新=は、党が「重点候補」に位置付け、麻生太郎党副総裁、茂木敏充幹事長ら大物議員が、続々とてこ入れに来道。鈴木宗男参院議員が代表を務める地域政党「新党大地」の支援も受け、逆転で圏内入りを狙う。
元衆院議員の畠山和也氏=共産・新=の陣営は「反応は悪くない。護憲への期待も感じる」と手応えを語る。前回(2019年)は次点に入る健闘を見せ、約26万票を得票した。6月22日の公示後、志位和夫委員長や小池晃書記局長らも次々に応援で本道入りし、党勢拡大を訴えている。
3選を目指す長谷川岳氏=自民・現=は、人気先行の上滑りを強く警戒。凶弾に倒れる前の2日に安倍晋三元首相も本道入りし胆振管内で支援を訴えたほか、世耕弘成参院幹事長も応援に入った。道内各地に張り巡らせた後援会組織をフル回転させた運動を展開している。
臼木秀剛氏=国民・新=はつじ立ちを精力的に行い、玉木雄一郎代表や大塚耕平代表代行、榛葉賀津也幹事長らも続々とてこ入れで来道。連合北海道が推薦し、民間労組中心の旧同盟系から支援を受ける。「改革中道を貫く党としての足跡を残したい」(陣営幹部)と懸命に支持を訴える。
徳永エリ氏=立憲・現=の陣営は、旧民進党勢力から3人が出馬したことで労組票の分散を警戒し、旧総評系を中心に組織の引き締めを図る。小川淳也政調会長らも応援で本道入りし、陣営の士気は高まっている。「何とか3位以内に滑り込みたい」と手綱を緩めず3選のゴールを目指す。
元衆院議員の石川知裕氏=立憲・新=は、「自民候補と大接戦だ。ぜひ国政へカムバックさせたい」と陣営幹部。「後継」指名した鉢呂吉雄参院議員が全面的にバックアップし、活発なつじ立ちを展開。蓮舫参院議員や小沢一郎衆院議員らも続々と来道し、上げ潮ムードで投票日へ向かう。
この他、参政党の大村小太郎氏、NHK党の浜田智、斉藤忠行、石井良恵の3氏、新党くにもりの沢田英一氏、幸福実現党の森山佳則氏も独自の運動を展開している。
















