参院選あす投開票 道選挙区 自民・立憲両党「2議席」へ激戦

参院選あす投開票 道選挙区 自民・立憲両党「2議席」へ激戦

 6月22日に公示された参院選は10日、投開票される。現職2人、新人10人の計12人が乱立した道選挙区(改選数3)は各候補が激しい選挙戦を展開。有力4候補の大接戦が続いており、自民、立憲民主の両党がそれぞれ「2議席獲得」を目指し、最後までデッドヒートを演じている。8日は安倍晋三元首相が銃撃され死亡したことを受け、一部で街頭演説を自粛する候補も出た。最終日の9日は全候補が運動を再開して大票田・札幌に集結し、遊説を打ち上げる。道選挙区は10日深夜、比例代表は11日未明に大勢が判明する見通し。

 前衆院議員で、くら替えで国政復帰を目指す船橋利実氏=自民・新=は「政治生命を懸けた戦い」と訴え、知名度向上に懸命な活動を展開。運動最終日は狸小路などで街頭演説を行い、運動を締めくくる。

 元衆院議員の畠山和也氏=共産・新=は「憲法9条を生かした平和外交」など政策を前面に打ち出す選挙戦を繰り広げた。最終日の9日は大票田を精力的に回り、党として1989年以来の議席奪還を狙う。

 総務副大臣も務めた安倍派のホープ、長谷川岳氏=自民・現=の陣営は「安倍さんのためにも恥ずかしくない選挙戦にしたい」と組織を一段と引き締める。9日夜はススキノの選対事務所前でフィナーレを行う。

 初陣の臼木秀剛氏=国民・新=は知名度アップを目指して街頭での活動に力を注いだ。「給料を上げる。日本を守る」との党の政策を前面に掲げ、9日は中央区の選対事務所前で運動を締めくくる。

 党のジェンダー平等推進本部長を務める徳永エリ氏=立憲・現=の陣営は労組票の分散を警戒し、連合北海道が旧総評系の組織の引き締めに入っている。最終日は大通の選対事務所前で遊説を打ち上げる。

 連合北海道の推薦枠から外れ、大きな支持母体がない元衆院議員の石川知裕氏=立憲・新=は、複数の勝手連組織が徹底した草の根運動を展開。9日夜はススキノなどで最後の訴えに全力を傾ける。

 参政党の大村小太郎氏、NHK党の浜田智、斉藤忠行、石井良恵の3氏、新党くにもりの沢田英一氏、幸福実現党の森山佳則氏も独自の運動を続けている。

■参院選道選挙区の候補者(敬称略、届け出順、立憲は立憲民主党、国民は国民民主党、N党はNHK党、参政は参政党、くには新党くにもり、幸福は幸福実現党)

大村小太郎(36)参政・新

船橋 利実(61)自民・新

浜田  智(59)N党・新

斉藤 忠行(30)N党・新

沢田 英一(69)くに・新

畠山 和也(50)共産・新

長谷川 岳(51)自民・現

森山 佳則(55)幸福・新

臼木 秀剛(41)国民・新

徳永 エリ(60)立憲・現

石川 知裕(49)立憲・新

石井 良恵(61)N党・新

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