「好きな支笏湖」布で表現 31日までパッチワーク展 ビジターセンター元スタッフ伊藤さん

「好きな支笏湖」布で表現 31日までパッチワーク展 ビジターセンター元スタッフ伊藤さん
「支笏湖の魅力を伝えたい」と語る伊藤さん

 支笏湖畔で見られる動植物を多彩な布の組み合わせで表現したパッチワーク展「支笏湖のなかまたち」が31日まで、千歳市の支笏湖ビジターセンターで開かれている。全作品を手掛けた同センターの元スタッフ伊藤道子さん(69)=同市在住=は「作品を通して支笏湖の魅力を伝えられたら」と願っている。

 展示作品は15点で、大きさは約40センチ×約60センチと約60センチ×約80センチの2種類。自身の記憶や写真などを参考にしながら、1枚を4日間前後で仕上げた。

 木の上に寝そべる大きなヒグマと川辺を歩く子グマや家族を1枚の構図に収めた作品や、月夜の湖畔で木々の間を飛び移るエゾモモンガをコマ送り写真のように表現した作品のほか、苫小牧市植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センターに展示中のオオワシのはく製をモチーフに1週間かけた大作も並ぶ。鳥の爪や羽毛を糸で縫ったり、細かな布を重ねたりしていて、「自分が納得できるかを大事にして、作っている」と話す。

 展示会場には、伊藤さんが支笏湖の動植物などを題材に作った絵本もあり、閲覧もできる。茨城県から道内観光に来て、6日に立ち寄った女性(67)は「動物の表情が豊かで、素晴らしかった」と感心していた。

 伊藤さんは「好きな支笏湖にもっと多くの人に来てほしい。特に、子どもたちにこの魅力を伝えたい」と意気込む。現在、シマリスとヒグマのパッチワークの新作を制作中で、期間中に間に合えば展示に加えたい考え。

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