10日に投開票された参院選で、道選挙区(改選3)は自民党が現職の長谷川岳氏(51)、新人の船橋利実氏(61)で2議席、立憲民主党が現職の徳永エリ氏(60)で1議席を獲得し、自民が全国有数の激戦区を制した。全国でも自民党は単独で改選議席の過半数を獲得し、連立を組む公明党と現有議席を上回る一方、野党の立憲、共産党は改選議席を下回った。苫小牧市内の主要政党幹部が今選挙戦を総括した。
自民党道9区支部幹事長の遠藤連道議は「党の政策や候補者の訴えが支持された」と安堵(あんど)。道選挙区は自民、立憲が「2議席獲得」でしのぎを削ったが、「船橋氏を重点候補として支持拡大を図った成果」と喜ぶ。当選した現職の長谷川氏と共に「憲法改正や安全保障など議論を深め、国を導いてほしい」と期待する。
公明党日胆総支部連合会長の安藤邦夫道議は「コロナやウクライナの問題があり、国民が安定した政権を求めた」と分析。自公と憲法改正に積極的な維新、国民民主で参院の3分の2を占めるが「党は加憲の立場。平和主義や基本的人権の尊重、国民主権は守られるべき」と話し、「国民の声を聞き、責任を持って政策実行を」と求める。
立憲民主党苫小牧支部代表の沖田清志道議は、新人の石川知裕氏(49)の落選について「旧民主が割れていなければ、結果は変わっていたかも」と悔やみつつ「2議席確保できなかった結果は受け止めなければいけない」と話す。ただ、投票率の低さに「国民が自民党を支持している訳ではない」と指摘し、野党として「歯止め役としての立場は変わらない」と強調する。
共産党は道選挙区で新人の畠山和也氏(50)が落選し、同党苫小牧地区委員会の西敏彦委員長は「消費税減税や憲法改正への反対など考えはしっかりしているが、党として訴える力が弱かった」と敗戦を受け入れる。改憲勢力が3分の2を維持したことに「このまま改正に進んでしまうでのはないか」と危機感を募らせる。
















