長谷川氏 大半の地域でトップ 徳永氏 空知・上川健闘、船橋氏 地元オホーツク首位 道選挙区の投票分析

岸田文雄首相(中央)も応援に入り、トップで3選を果たした長谷川氏(右)=札幌市中央区の駅前通

  自民、立憲民主両党の有力4候補が最後までデッドヒートを演じた参院選道選挙区(改選数3)は10日投開票され、前回(2019年)に続き自民が「2議席獲得」して勝利した。トップ当選したのは3期連続で長谷川岳氏(51)=自民・現=で59万5033票を獲得。大票田・札幌で21万票の大量得票を果たすなど、一部を除き大半の地域で首位に。2位で議席を得た徳永エリ氏(60)=立憲民主・現=に約14万票、3番目に入った船橋利実氏(61)=自民・新=には14万8000票近い差をつけ、まさに圧勝だった。

 全体の得票率が25・45%だった長谷川氏は大票田・札幌で21万6679票を獲得。札幌での得票率は24・32%と約4分の1を占めた。ここで2位の徳永氏を3万6000票余り引き離した。北、東、白石、豊平、清田、手稲区の6区でトップ。中央、南、西区は船橋氏に、厚別区は徳永氏に競り負けた。地域別では、船橋氏が地盤のオホーツク管内、石川知裕氏(49)=立憲民主・新=が地盤の十勝管内を除き、大半の市町村で首位を奪った。

 45万5057票を獲得した徳永氏の得票率は19・46%。滝川市など10市町でトップとなったほか、室蘭市、士別市など6市町村、札幌の厚別区で長谷川氏に競り勝ち、首位を奪う意地を見せた。

 船橋氏は44万7232票を獲得して得票率は19・13%。地元の北見市などオホーツク管内の14市町でトップ。後志管内の岩内など10町村で長谷川氏を上回って首位となったほか、札幌でも衆院議員時代の地盤・中央区や西区、南区で首位の得票を集めた。

 猛追したものの船橋氏に約2万5000票届かず、次点に終わった石川氏は42万2392票を獲得して得票率は18・0%。地元の十勝管内では19市町村全てで首位に。ただ、大票田・札幌で約14万票の得票にとどまり、船橋氏に約3万票引き離されたことが響いた。

 得票率6・98%で16万3252票を得た畠山和也氏(50)=共産・新=、得票率3・89%で9万1127票を獲得した臼木秀剛氏(41)=国民民主・新=は、ほとんどの市町村で苦戦した。

 胆振の中心都市、苫小牧市では長谷川氏(1万5176票)がトップ。以下、徳永氏(1万3150票)、船橋氏(1万1664票)、石川氏(1万47票)の順だった。

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