御神火ともし安全祈る 樽前山神社 例大祭3年ぶり通常開催控え

御神火ともし安全祈る
樽前山神社 例大祭3年ぶり通常開催控え
御神火をともしたたいまつで樽前山を清める永井宮司

 苫小牧市高丘の樽前山神社は、14日開幕の例大祭を前に12日、樽前山(1041メートル)の奥宮で御神火(ごしんか)の採火式を行った。奥宮の改修工事の竣工奉告(しゅんこうほうこく)祭も兼ね、例大祭実行委員会のメンバーら約10人が参列。例大祭は3年ぶりの通常開催で御神火は期間中、境内にかがり火としてともされる。

 この日、参列者は雨の中、登山道を進み、約1時間かけて溶岩ドーム南側の外輪山に位置する奥宮に到着。奥宮内のご神体前で永井承邦宮司がまちの安全祈願と奥宮の工事終了報告の祝詞を奏上し、一人ずつ玉串を納めた。

 永井宮司は火打ち石で起こした御神火を懐炉に移した後、御神火でともしたたいまつを手に奥宮からいったん外に出て、火口などに向かって左右に振り、まちの平穏を祈った。

 6月13日に着工した奥宮の改修工事は、同月27日までに完了。新しい鳥居や石室に「きれいになった」などと歓声を上げ、記念撮影する参列者もいた。

 今年の例大祭は14~16日の3日間で、3年ぶりに担ぎみこしや稚児行列などの行事を展開し、境内には約140の露店が登場。特設ステージで歌や踊りも復活予定で、永井宮司は「皆さんと共に素晴らしい祭りにしたい」と話している。

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