タクシー業の第一交通サービス(北九州市)は、今月5日に苫小牧観光ハイヤー(苫小牧市有明町)の全発行済株式を取得し、グループ会社とした。社名を苫小牧第一観光ハイヤー(西本厚三社長)に変更し、新たな体制で営業を始めた。
1957年創業の苫小牧観光ハイヤーの社長を務めた酒井文仁氏(56)は、苫小牧第一観光ハイヤーの会長に就任した。酒井氏は株式譲渡について「無借金の健全経営だったが、力があるうちに経営基盤を強化することで、地域住民の足を守れると判断した」と説明する。
事業継承した苫小牧第一観光ハイヤーは、従業員55人を引き続き雇用し、従来通り小型車30台を運行する。タクシーの天井灯は順次、「第一」の青いマークに変更する。
同社は、妊婦などを対象にグループのタクシー会社全体で展開している「ママサポートタクシー」サービスを来年春ごろまでに導入する予定。助産師による研修を受けたドライバーが妊婦の緊急時にバスタオル、防水シートを備えた車で送迎する。また、保護者に代わって子どもを塾などに送迎する「子どもサポートタクシー」のサービスも取り入れる計画だ。
同社の原田義広所長(64)は「地元密着の事業を引き継ぎながら、女性ドライバーをはじめ人材の確保を強化したい」と話している。配車依頼の電話番号は0144(74)3131。
















