苫小牧市スポーツ協会主催の「基礎から学ぶはじめての弓道教室(中学コース)」が7日、市総合体育館弓道場で開かれ、参加者が競技の魅力に触れた。
教室は5月12日からスタートして全10回。このうち、9回目の7日は13人が参加。苫小牧地区弓道連盟指導員から矢をつがえずに弓を引く「素引き」、座り方、歩き方など基本となる姿勢や動作「体配」の指導を受け、参加者は真剣な面持ちで競技に取り組んだ。
芦川慎一郎さん(和光中2年)は「力がないので弓を引けるか不安だったけど、的に当たったら気持ちよくて楽しい。高校から弓道を始めたいと思う」と満足げ。藤原由依奈さん(青翔中1年)は「かっこいい競技だなと思い応募した。毎回楽しみに参加している」と笑顔で語った。
同連盟指導員の梅田勝則さん(49)は「弓道の楽しさを多くの方に知ってもらいたい。今後も底辺拡大のために競技の普及に努めていく」と話していた。

















