【ユージン(米オレゴン州)時事】陸上の世界選手権は15日、米オレゴン州ユージンで開幕し、20キロ競歩の男子で、山西利和(愛知製鋼)が1時間19分7秒で連覇を遂げた。日本勢の連覇は全種目を通じ史上初。池田向希(旭化成)が昨夏の東京五輪に続いて銀メダルを獲得し、住所大翔(順大)が8位。
女子は藤井菜々子(エディオン)が6位、岡田久美子(富士通)は14位。
男子100メートル予選で、サニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)は9秒98(向かい風0・3メートル)の7組1着、坂井隆一郎(大阪ガス)は10秒12(追い風0・2メートル)の4組3着で16日の準決勝に進んだ。
男子走り高跳び予選は、真野友博(九電工)が2メートル28で18日の決勝に進出。日本勢の同種目予選突破は初めて。赤松諒一(アワーズ)は敗退。
男子走り幅跳びの橋岡優輝(富士通)、女子1500メートルの田中希実(豊田自動織機)は予選を突破したが、男子3000メートル障害では三浦龍司(順大)ら日本勢が3人とも予選敗退。混合1600メートルリレーの日本も決勝に進めなかった。

















