新千歳―仁川線の再開初便は17日午後0時30分ごろ、ボーイング737―800型機(138人乗り)が仁川から56人を乗せて到着。検疫や税関など入国手続き「CIQ」もスムーズで、北海道エアポート(HAP)、道運輸局や道などの関係者らが到着ロビーで出迎えた。折り返しの新千歳発仁川行きには44人が搭乗し、大韓航空が記念品を手渡して出発を見送った。
ソウル在住で2年6カ月ぶりに苫小牧市の実家に帰省する主婦三浦智子さん(40)は、夫の安漢哲(アン・ハンチョル)さん(46)と「本当にうれしい」と笑顔。「コロナ前は年3~4回実家に来ていたが、こんなに戻って来られないなんて思わなかった」と振り返り、「(新千歳―仁川線の)再開を知ってすぐに予約した。きょうは検疫もスムーズだった。家族で一緒に過ごし、温泉に行きたい」と目を輝かせた。
この日はビザ取得の関係で一般観光客はゼロだったが、HAPと道運輸局がインバウンド回復を目指し、韓国の旅行会社とメディアの関係者5人を招待した。17~21日に洞爺湖や旭山動物園(旭川)、ファーム富田(上川管内中富良野町)などを視察する予定で、旅行会社「ハナツアー」の日本商品企画首席、白勝一(ペク・スンイル)さん(40)は「コロナの影響で来道は約3年ぶり」と話し、「日本に来たい韓国人はたくさんいる。観光地や宿泊施設が正常化しているか確認したい」と意欲を見せた。
室蘭市の主婦綾井千恵子さん(42)は就学前の子ども2人と一緒に、韓国テグに単身赴任する夫に会うため新千歳を出発した。コロナで新千歳国際線が途絶えた約2年4カ月、韓国には成田経由で2回訪れたと言うが「(成田で)接続も悪く、お金も、時間もかかり、大変だった。新千歳から直航便があるのはとても便利。再開をずっと待っていた」と強調。「LCCも再開したら、もっと行き来しやすくなる」と話していた。
















