アイヌ文様刺しゅう作品展 美しい曲線や 色を楽しむ  白老

アイヌ文様刺しゅう作品展 美しい曲線や 色を楽しむ  白老
苫信白老支店のロビーに並んだアイヌ文様刺しゅうの作品

 白老町のアイヌ文化伝承グループ「フッチコラチ」(岡田育子代表)のアイヌ文様刺しゅう作品展が29日まで、同町東町2の苫小牧信用金庫白老支店(北口能久支店長)で開かれている。

 フッチコラチはアイヌ語で「おばあさんのように」の意味。同支店の一角に設けられたスペースに、タペストリー(壁掛け)やポーチ、トートバッグ、小物入れ、ストラップ、カード入れなど計約30点が並び、伝統文様の美しい曲線や色が訪れた人の目を楽しませている。

 同支店の担当者は「ウポポイも開業から2年たち、アイヌ文化を知る人も増えてきた。順番を待つ間、展示を楽しんでもらいたい」と話している。

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