「感染拡大当面続く」 鈴木知事会見 入院医療体制引き上げ

「感染拡大当面続く」 鈴木知事会見 入院医療体制引き上げ
緊急記者会見した鈴木知事=22日午後、道庁

 新型コロナウイルスの新規感染者数が道内で4464人と過去最多を更新した22日、鈴木直道知事は道庁で緊急記者会見を開き、「国の専門家の分析を踏まえると、本道においても感染拡大傾向は当面、継続するのではないかと考えている」との認識を示した。

 知事は北海道の最大確保病床は2228床で、「東京都、大阪府に次いで全国で3番目の病床を確保している」と説明。21日時点の病床使用率は14・4%、重症病床使用率は2・1%で、新規感染者数は爆発的に増加しているものの「全国の中でも医療の負荷は低い状況にある」と指摘した。

 ただ、「現下の足元の感染急拡大を踏まえると、この病床のフェーズを入院患者数が増加することを待つことなしに引き上げていきたい」と強調。入院医療体制を4段階で最も低い「フェーズ1」(1435床)から「フェーズ2」(1726床)へ引き上げる291床の増床を「本日、関係者に通知した」と明らかにした。

 さらに知事は「道民や事業者の感染防止行動の実践で、これまでも何とか波を乗り越えてきた」と説明。今回の「第7波」は行動制限はせずに「社会経済活動を可能な限り維持していきたい」との姿勢を改めて示し、道民に3密回避、換気など基本的な感染防止行動の徹底を呼び掛けた。

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