ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)が28日、士別市で取材に応じ、現役続行を明言した。「まだまだ終わっちゃいけないような感じがした。ジャンプ競技のためになることをやっていきたいと思っているので、そのためにも続ける選択をした」と語った。6月には自身のインスタグラムで続行の意向を示していた。
2月の北京五輪混合団体ではスーツの規定違反で失格となり、インスタグラムで謝罪するなど精神的負担を抱えた。その後は「ジャンプに対する自分の気持ちがよく分からない」と振り返る時期も過ごしたが、熟考の末に続行を決意。「ジャンプが好きだと再確認した」と話した。
2026年冬季五輪の出場については「今はなかなか考えられない」としながら、「五輪の失敗は五輪でないと消化できない。日本のためになるジャンプをしたい」と意欲ものぞかせた。

















