環境省支笏洞爺国立公園管理事務所(千歳市)は28日、樽前山に本来生息していない高山植物、コマクサの除去作業を行った。同事務所の職員やパークボランティア計6人が参加。同省の許可を得てコマクサ除去に長年携わる「樽前山の自然を愛する会」の新沼友啓代表らの指導を受け、同日だけで約550株を取り除いた。
参加者は7合目ヒュッテから約1時間かけ、外輪山東ピーク近くの特別保護地区に到着。新沼代表は、現地で採取したコマクサの花を手に「実には約20粒の種が入っている。取り残すと、どんどん増えてしまう」と強調し、根から除去するよう指示した。
8カ所で作業した結果、草丈1~2センチのコマクサが目立ち、白やピンクの花が付いたものは、20株ほどにとどまった。
千歳市から参加したパークボランティアの田沢泰子さん(56)は「今年で3年目の参加だがコマクサの花は減っており、活動の成果を感じている」と笑顔だった。
















