児童生徒35人 東北被災地へ出発 市こども研修スタート 震災学ぶ3泊4日

児童生徒35人 東北被災地へ出発
市こども研修スタート 震災学ぶ3泊4日
八戸港に向かうフェリーのデッキでラジオ体操をする児童生徒=29日午前4時半ごろ

 苫小牧市内の小中学生が東日本大震災の東北被災地を訪れ、防災意識を高める市こども研修事業が28日にスタートした。小学5年~中学3年生の35人が31日までの3泊4日を共に過ごしながら、震災の恐ろしさや復興までの道のりを学ぶ。児童生徒たちは、目を輝かせながら研修に臨んでいる。   (報道部・樋口葵)

 今回の研修テーマは「東日本大震災を知る・学ぶ・体感する」。訪れるのは岩手県宮古市や青森県八戸市で、子どもたちは6月から事前研修を重ねてきた。

 28日午後8時、苫小牧西港フェリーターミナルで出発式を実施。市健康こども部の桜田智恵美部長から「日常とは違う体験をし、一段と大きく成長して戻って来てください」と激励を受けた。

 式後、見送りに来た保護者らに手を振られながら、八戸港行きのフェリーに乗船。ウトナイ中1年の野村芽生さん(12)の父、康行さん(42)は「初めての東北なので震災について存分に学んできてほしい」とほほ笑んた。

 参加者の光洋中2年、鈴木和虎さん(13)は「震災の怖さ、復興具合を確かめたい」と意気込みを語った。

 29日午前は岩手県野田村の観光坑道施設「マリンローズパーク野田玉川」を見学後、田野畑村で「語り部」から震災当時の様子を聞いた。

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