道大会6位で全国初挑戦をかなえた北海道菊卓会の近森が実力者と相次ぐ好ゲームを演じた。
まずは長野県2位の菅澤。「初めてにしては自分のプレーができた」と第1セットを先取されたが、動揺することなく第2セットを取り返した。
続く兵庫県3位の日高には第1セットで先にセットポイントを許したが、そこから3連続ポイントでセットを奪取。両試合ともフルセットの末、勝利には至らなかったが「楽しかった」と笑みをこぼした。
小学年代最高峰の舞台でも「らしさ」は失わなかった。対戦相手や指導者、審判へのあいさつを丁寧に実践。「まず礼儀はしっかりしなくちゃ」。競技を始めたときから一番大切にしてきたことだ。
類いまれなスポーツマンシップは、近森の競技力をより引き上げる源になるはず。「フットワークなどをもっとよくして、来年も全国に出たい」と意気込んだ。

















