苫小牧市のボランティア団体「Cocoro’s(ココロズ)」は7月29日、市民活動センターで子ども向けの特別企画「認知症カフェ(ほっとカフェ)・ココロズ店」を開いた。市内や近郊から参加した10人が認知症について学び、「ものをなくしにくいトレイ」作りにも取り組んだ。
同団体は毎月1回、市の事業を受託して認知症の人や家族などが安心して集えるほっとカフェを開催。今回は夏休み期間を利用し、初めて小中学生向けに実施した。
前半は同団体の川田幸香さんが、認知症の症状や患者が感じている困りごとなどを解説。「自宅にあることを忘れ、同じものばかり買ってしまう」「食事をしたことを忘れてしまう」といった認知症患者に対し、自分ならどのように接するか、子どもたちに考えてもらう活動も行われた。
続いて、学んだ内容を生かし、認知症の人が毎日使う物を置いておくためのトレイ作りに挑戦。高齢者に見やすいとされる緑と白を使って鍵やスマートフォン、マスクなどをイラストや文字でトレイに描き、使う人が喜ぶ顔を想像してシールやボタンで飾り付けた。
祖母が若年認知症という佐藤優太郎さん(上厚真小2年)は「おばあちゃんの病気は、きょう説明された内容と全く同じだった。少しだけ、おばあちゃんのことが分かった気がする」と話していた。
















