塚本道場― 空手・全国大会で健闘

塚本道場― 空手・全国大会で健闘
3位に入った塚本悠、佐藤、塚本大(右から)

 苫小牧市の空手道場、優至会塚本道場の門下生3人が6月に大阪府で行われた第27回オープントーナメントグランドチャンピオン決定戦全日本少年少女空手道選手権大会で3位入賞の好成績を収めた。塚本鉄兵代表は「普段から一生懸命稽古に励んで結果を出した」と健闘をたたえた。

 佐藤響真(厚真高校2年)は一般男子重量級の部に出場。初戦は身長差10センチ以上の相手に対し、突きや下段蹴りで上下に攻撃を繰り出し、相手のバランスを崩して判定勝ち。続く2回戦も危なげく勝ち上がった。

 準決勝では相手の攻撃に対して下がってしまって判定負け。「練習から突きの攻めに自信があったが、同時に足を動かしていかなければ。課題を克服して次は全国優勝を果たしたい」と意気込みを語った。

 3度の全国制覇経験を持つ塚本悠剛(青翔中1年)は中学1年男子軽量級の部に出場。1、2回戦と全国チャンピオンの塚本悠を倒そう―と気迫で迫ってきた相手に対し「危なかった」と振り返る。準決勝では相手の顔面に突きが入ってしまい反則負け。「力を発揮する前に負けてしまい、とても悔しかった」とアクシデントによる敗戦に肩を落とした。「次こそは優勝したい」と闘志を燃やしている。

 塚本大剛(拓進小5年)は小学5年男子重量級の部に出場。準決勝はこれまで3度対戦し、一度も勝てていない相手。今回もあと一歩届かず、敗北となったが「少しずつ差は縮まってると思う」と好感触を得た。悲願の全国大会制覇へ「次は絶対に優勝したい。もっと稽古で力をつけていく」と話していた。

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