苫小牧市植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センターは6~21日、夏に湖畔で見られる動植物の「生きもの図鑑」を作るイベントを初めて行う。生き物の写真が載った図鑑カードを手に自然の中で本物を探し、専門家の解説を踏まえて図鑑に仕上げる。同センターは「自然を守る大切さにも気付いてもらえたら」と期待を込める。参加無料。
カードは縦15センチ、横10・5センチで両面カラー。22種類の生き物と表紙、やり方の計24枚を同センターと日本野鳥の会で作った。ウトナイ湖で実際に撮影された野鳥や昆虫、植物の写真を掲載。名前の一部を空欄にし、(1)大きさ(2)特徴(3)生息環境(4)見られそうな場所―を説明している。
希望者はまず6種類をまとめた初級編を同センターか道の駅ウトナイ湖、ウトナイ湖サンクチュアリ・ネイチャーセンター(土日祝日のみ)で受け取り、湖畔を探索する。図鑑と同じ生き物を見つけたら、鳥獣保護センターでさらに詳しい説明を受け、カードのメモ欄に書き込んでいく。初級編を終えると中級、上級編と進め、最終的に22種類の動植物を解説する図鑑が完成する。
期間中の土日祝日(14日を除く)の午前10時~正午と午後1~3時は、日本野鳥の会レンジャーの解説が受けられる。それ以外は参加者が自分で答え合わせをする。
日本野鳥の会の和歌月里佳レンジャーは「湖の生態系を意識しながら図鑑カードを作った。一つの植物がなくなると、それを食べていた虫も失う可能性があることも、知ってほしい。自然をより身近に感じるきっかけになれば」と願っている。
















