下川原アルミ、ベスト4入り―大鷲旗争奪・朝野球

準々決勝〔下川原アルミ―北日本産商〕下川原アルミ2回2死一、三塁から山口の二塁打で1走木野田が逆転の生還

 4日早朝、苫小牧市清水野球場で準々決勝1試合が行われ、下川原アルミ工業が北日本産商を逆転で下してベスト4へ進出した。
 ▽準々決勝(4日、清水野球場)
北日本産商
02000―2
0303X―6
下川原アルミ工業
   (五回時間切れ)
(北)岡本、橋本―加藤颯
(下)髙野、平沢―山川
?橋本(北)山口、石川(下)
▽球審―赤堀
▽塁審―沼袋、伊藤、岡田
 2点を追う下川原アルミは二回、山口の二塁打などで3点。四回も木野田の適時打、野選、暴投で3点を加えて試合を決めた。
 北日本産商は二回、橋本の二塁打などで先制したが、三回以降は無安打。

―〔けさのヒーロー〕下川原アルミ工業・木野田光紀内野手(30)「 打てる気がしていた」
 2番木野田が3打数3安打1打点の活躍。「最近打撃の調子が良くてきょうも打てる気がしていた」と笑顔を見せた。
 二回には2死一、三塁の好機で打席に立つと、快足を生かし内野安打で1打点。「ランナーもいたので打ち上げないように、変化球を引き付けてから当てにいった」と振り返った。
 初回に無死満塁の好機を生かせず、勢いのある北日本に先制点を奪われたが「大きく動揺はしなかった」と冷静に試合を運んだ下川原アルミ。「チームはムードも高く絶好調。次も勝ち切りたい」と虎視眈々(たんたん)と連覇を見据えた。

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