苫小牧南高校1年の鷹嘴(たかのはし)陽(はる)さん(16)が、日本英語検定協会主催の実用英語技能検定(英検)準1級に合格した。同校から準1級の合格者が出たのは初めて。鷹嘴さんは「難しい問題が多くて受かるか不安だったのでうれしい。高校卒業までに1級を取りたい」と話す。
同協会によると、準1級は社会生活の中で求められる英語を十分理解し、使用できることが求められる大学中級程度のレベル。試験内容は筆記とリスニングなどから成る1次試験と話す力が試されるスピーキングテスト(2次試験)で、総合得点により合否が決まる。鷹嘴さんは6月に1次、7月に2次試験を受けた。
「英語ができれば格好いい」と思い、独学で勉強を始めた鷹嘴さん。中学の1年次に5級と4級、2年次に3級と準2級、3年次に2級を取得した。準1級は中学3年の1月に受けたが、不合格で今回が2度目の挑戦だった。
単語をしっかり覚えることと、得意なリーディング問題の点数を伸ばすことを重視。準1級合格を目指し4月ごろから何度も問題集を解いた。
1次試験の2週間前からは、同校が英検の対策講座を実施。放課後に週2回程度、苫小牧総合経済高校で英語を教えるALT(外国語指導助手)ホセ・クラベリアさんの指導を受けたという。
その努力が実り、1次試験の4択から英単語を選ぶ問題は約9割の正答率。「前回の受験時は6割だったので一番点数が伸びた」と喜ぶ。次の目標について鷹嘴さんは「1級に合格し、小さい頃から憧れているアメリカに行きたい」と意気込みを語る。
英語担当教諭の坂口麻希教諭は「準1級は単語を記憶するだけでなく、社会一般のことを知っていたり、長文を早く読解したりする力が必要。1年生で取れたのはすごい」とたたえた。
















