日本政策投資銀行北海道支店は、道内の2022年度設備投資計画調査結果を発表した。道内で計画する設備投資額は3633億円となり、前年度実績に比べ21・7%増。製造業は減少するものの、大型投資のある非製造業がけん引し、全体では3年ぶりに増加に転じる見通しだ。
非製造業の設備投資額は2887億円で、全体の79・4%と約8割を占めた。前年度実績に比べ30・0%増加する見通しだ。業種別では発電関連設備の新設・更新がある「電力」が2・8倍の1211億円。供給設備の増設・更新がある「ガス」も2倍の313億円と大幅に増加する。
一方、物流拠点が完工し、ホームセンター出店が一服する「卸売・小売業」は38・9%減の271億円。医療施設移転や宿泊施設新設が完了した「サービス」も52・8%減少し97億円にとどまる。
製造業の設備投資額は2・4%減の747億円。全国10地区で唯一減少する。業種別では、製造設備新設が完了した「紙・パルプ」が55・3%減の75億円。大規模改修工事が完了した「鉄鋼・非鉄金属」も45・3%減の55億円にとどまる。一方、工場などの移転・更新がある「食品」は313億円で、17・3%増加する見通し。生産設備の維持更新がある「輸送用機械」も35・7%増の130億円となる見通しだ。
また、道内企業に限ると、製造業は17・4%増、非製造業は49・3%増といずれも増加する。
同支店では「製造業は3年連続で減少となるものの、非製造業が増加に転じることから全産業は3年ぶりに増加となる。ただ、投資水準はリーマンショック直後の2009年度並みと低位にとどまる」としている。
調査は資本金1億円以上の国内民間企業が対象で、668社が回答。うち、道内企業は407社が回答した。
















