伝統「千人隊踊り」披露 勇払中生徒がパレード

伝統「千人隊踊り」披露
勇払中生徒がパレード
堂々と「千人隊踊り」を踊る生徒たち

 苫小牧市勇払の伝統芸能「千人隊踊り」のパレード(実行委員会主催)が9日、市内勇払の道道苫小牧環状線で行われた。苫小牧勇払中学校(渡部秀樹校長、41人)の33人が、苫小牧署勇払駐在所からセイコーマートゆうふつ店の約500メートルの道のりを約1時間かけて練り歩いた。

 郷土の伝統芸能を継承し広めよう―と同校は毎年、とまこまい港まつりのポートカーニバルで踊りを披露してきたが、2020、21年と港まつりが中止に。今年もポートカーニバルは中止となったが、絆を絶やさないようにと勇払自治会がパレードの実施を提案、実現した。

 生徒たちは勇払芸能保存会の会員の指導を仰ぎながら、本番に向けて踊りの練習を重ねた。千人隊に扮(ふん)した衣装を身に着け堂々とした踊りを見せ、地域住民らが沿道から拍手を送った。

 パレードで副隊長を務めた3年の大島功誠さん(15)は「保護者や地域の方々に見てもらえてうれしい。練習の成果を発揮できた」と笑顔を見せた。

 勇払自治会の萬誠会長(74)は「(一度もポートカーニバルで踊れなかった)3年生にパレードを経験してほしくて企画した。生徒たちは一生懸命頑張っていた」と努力をたたえた。中学1年生の娘が踊ったという大蔵真由美さん(44)は「夏休みを挟み練習期間も短かったが、しっかり振り付けを覚えていた」と感心していた。

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