7月に札幌市で行われた第11回全道シニア70サッカーオープン大会兼JFA第17回全日本O―70サッカー大会北海道予選会で、苫小牧シニア70サッカークラブが優勝、来年5月に九州地方で行われる全国大会の出場権を獲得した。出場4年目で悲願の初優勝だ。
同予選会は7月27、28日に札幌市で開かれた。苫小牧は函館四十雀70に1―0、札幌サッカークラブ七十雀に1―1、フィールド北海道70に3―1、北海道シニア70に3―0と3勝1分けの成績で優勝。MVPには、函館四十雀70戦の終了間際に決勝点を挙げるなど活躍したFW岡本信二が選ばれている。
現在のメンバーは21人。チームは4年前の同大会デビュー戦で4連敗(1得点14失点)。イレブンが悔しさをバネに練習を重ね、2年目は3位、昨年は準優勝まで上り詰めたが、函館の8連覇を許した。今年は戦力・気力ともに充実。接戦を制し、無敗で優勝をつかんだ。
8日には明村享監督ら代表5人が苫小牧市役所を訪れ、岩倉博文市長に優勝を報告。明村監督は「今後も健康に留意、楽しみながらサッカーを続けたい」と話した。岩倉市長は「100歳を目指して頑張ってほしい。来年の全国大会はいい成績を期待している」と語った。
全国大会は来年5、6月に宮崎県か沖縄県で開催される予定。明村監督は「北海道のレベルだと厳しい試合になると思うが、予選リーグを突破して、決勝トーナメントに進みたい」と話している。




















