苫小牧市社会福祉協議会は、不登校や学校への行きづらさに悩む子ども、家族への支援に力を入れる。一人ひとりの困り事に目を向け、解決方法を探るコミュニティソーシャルワーカー(CSW)が中心となり今月、茶話会をスタートさせる。
年齢や障害の有無などにかかわらず、日々の暮らしの中での困り事、不安を抱える人への個別支援に当たるCSW。市社協は地域福祉課に3人配置しており、育児や介護、家族の引きこもり、生活困窮などあらゆる相談に対応してきた。
活動を通じ、不登校に悩む子どもたちの問題にも直面。昨年度は市内の団体に協力する形で、若者の生きづらさをテーマとした啓発イベントを計画した。新型コロナウイルスの緊急事態宣言でイベントは中止となったが、若者に向けて「1人で悩まないで」というメッセージを込めた展示物を職員が作成し、館内に掲示した。
今年度は8月から来年2月までの全4回で、当事者や家族、不登校経験者を対象とした茶話会を展開。初回を18日に開く。
参加者同士で悩みや不安に思っている事を語り合うなどして情報交換するほか、CSWら市社協の職員が参加者が抱えている困り事を整理。福祉に携わる人の視点で、どのような関係機関とどのようにつながりを持つべきかを探る場にしたい考えだ。
9月以降は偶数月の第3木曜日の午後6時半~同8時半に、市民活動センターで開催。参加者の要望に合わせ、当事者と家族に分けて行うことも視野に入れている。事前申し込みは不要で、出入り自由。
市内ではこれまで、不登校支援団体「SAB不登校苫小牧」が月2回、当事者や家族を対象とした茶話会を開いてきたが今年度から活動の主軸をインターネット上での情報提供に移行し、茶話会を休止した経緯がある。
問い合わせは市社協地域福祉課 電話0144(32)7111。
















