一般社団法人日本UD観光協会(札幌市)は9月25日まで、新千歳空港国内線ターミナルビル1階にバリアフリー観光相談窓口「しょうがい者・こうれい者観光案内所」を開設している。昨夏に引き続き実証事業の位置付けで、車いすの無料レンタルなどを通して、障害者や高齢者の道内観光をサポートする。
到着出口1番と2番の間の通路脇約20平方メートルのスペースを借り、案内用のテーブルや椅子、広告物などを置く簡易的な案内所を7月26日にオープンした。障害者や高齢者、子ども連れらに道内観光を安全・安心に楽しんでもらおうと、事前予約制で車いすやベビーカーも無料で貸し出す。
同協会は昨夏、同ビル直結のJR新千歳空港駅構内で、案内所の実証事業を実施した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で旅客需要が激減する中、72日間の開設で相談や問い合わせが212件寄せられ、うちレンタル利用も22件あった。満足度調査では9割以上が「また利用したい」と回答したという。
今夏は開設場所を到着出口付近に変え、同協会理事の吉田拓哉さん(41)は「新千歳空港でどのぐらいニーズがあるか確認し、将来の常設化を目指したい」と意欲を見せる。スタッフが常駐して相談に対応したり、サポートしたりするほか、同協会発行の情報冊子も無料で配る。アンケート調査を実施しながら、課題の抽出や利便性の向上に努める考えだ。
案内所は期間中、無休で午前9時30分~午後5時30分。予約、問い合わせは同案内所 携帯電話080(9614)8733。
















