北海道財務局21年度の融資 新規貸付額27%増 地方公共団体 防災・減災大幅増

北海道財務局21年度の融資 新規貸付額27%増 地方公共団体 防災・減災大幅増

 北海道財務局は、道内の地方公共団体などに対する2021年度の財政融資資金の貸し付け状況を発表した。新規貸付額は2652億円となり、前年度に比べ27・3%(570億円)増えた。防災・減災・国土強靱(きょうじん)化緊急対策事業への貸し付けが大幅に増えたことが、全体を押し上げた。

 財政融資資金は、国が国債の一種の財投債を発行して金融市場から直接調達し、自治体などに長期低金利で貸し付ける資金。学校・病院・道路の建設や、上下水道の整備などに活用されている。

 新規貸付額の事業別では、防災・減災・国土強靱化緊急対策事業が前年度比で2・88倍の437億円と大幅に増えた。全国的に多発する自然災害に備えるため、河川や港湾などの対策工事が増加した。

 新型コロナウイルス感染対策などに使用される臨時財政対策債も88・6%増の646億円に。過疎対策事業は0・2%減だったが、677億円で最多。留萌管内小平町の多目的防災交流施設整備事業や、後志管内古平町の複合型新庁舎建設事業などに使われた。

 21年度末の貸付残高は、回収額が新規貸付額を上回り、前年度末に比べ0・3%(83億円)減の2兆4910億円となった。

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