白老町戦没者追悼式 平和への誓い新たに

白老町戦没者追悼式 平和への誓い新たに
献花を済ませ、戦没者の冥福を祈る参列者

 2022年度白老町戦没者追悼式が23日、町総合保健福祉センターいきいき4・6(町東町)で行われた。戦争で身内を失った遺族らが戦死者の冥福を祈り、平和への誓いを新たにした。

 式典は20年度以降、新型コロナウイルス対策で主催者や遺族会代表のあいさつを省き、献花のみ行っている。戸田安彦町長ら参列者一人ひとりが祭壇に花を手向け、平和を祈った。

 献花を済ませた町緑丘の橋場ケイさん(85)は「毎年訪れるたびに昔のことを思い出す。健康である限り、ここに来て手を合わせ続けたい」と話していた。

 町遺族会(村田記之会長)によると、現時点で町内の遺族は約40人。町によると、太平洋戦争などで命を奪われた白老関係者は判明している分で約200人に上る。

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