巨大津波想定し連携確認 白老で道防災総合訓練

巨大津波想定し連携確認
白老で道防災総合訓練
緊急物資を運び出すドローンを見守る参加者=27日午前9時半ごろ、白老町竹浦

 太平洋沿岸の巨大津波を想定した北海道防災会議主催の道防災総合訓練が27日、白老町と伊達市を主会場に行われた。胆振、日高、十勝、釧路の4振興局から19市町村が参加。緊急時の関係機関・団体の役割や連携体制などを確認した。

 白老町では、町主催の避難訓練と合同で開催。町民を含めて250人が参加した。

 午前9時に浦河沖で震度6弱の地震があり大津波警報が発令された想定で、町内の携帯電話所持者には訓練開始直後にエリアメールが警報音と共に送信された。広報車や防災行政無線も使って高台などへの避難を呼び掛けた。

 北海道ドローン協会などの協力で、ドローン(小型無人飛行機)の緊急物資搬送訓練も実施。竹浦コミュニティセンターの駐車場から約500メートル離れた竹浦神社まで、ゼリーや飲料水など約2キロの物資を自動操縦で送り届けた。

 段ボールベッドの組み立てや災害トイレの使用訓練も展開した。

 同センターまで避難した町竹浦の菊地隆治さん(88)は「実際にどうしたらよいのか分からないこともあり、こうした訓練をたくさんやってほしい」と話した。

 戸田安彦白老町長は、町内全域に被害が及ぶ道の新たな津波浸水想定に触れ「国や道、自衛隊も参加する訓練で災害時にどんな連携が必要なのかを検証し、万が一に備えたい」と力を込めた。

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