千歳市花園のサケのふるさと千歳水族館で27日、夏季企画展「えっ?そうなの?知って驚く外来生物」の関連特別講演会「支笏湖で外来生物と向き合う~外来種ってなに?~」が開かれた。
環境省北海道地方事務所支笏洞爺国立公園管理事務所環境技官の稲村友里氏と自然保護官補佐の阿部万純氏が講演した。
阿部氏は、36年前に登山者が樽前山に持ち込んだ外来種のコマクサが繁殖し、在来種・イワブクロ(タルマイソウ)の生育場所を奪っていることを指摘。「本来の姿に戻るまでコマクサを除去している」とし、同様に洞爺湖では100年前に食用として持ち込んだ北米産のウチダザリガニがニホンザリガニや水草を食する被害が出ていることを説明。「いれない、すてない、ひろげない」の外来種被害予防3原則を訴えた。
稲村氏は支笏湖の外来種を紹介して「動物や植物に罪はなく、人間にある」と強調。全道で繁殖拡大しているアライグマにも警鐘を鳴らした。
オンラインを含めて30人が出席した。会場から「(魚など)外来種を釣った場合はリリースしなくてもいいのか」との質問があり、講師陣は「どちらでもいいが、法律は特定外来種は生きた状態で運搬をしてはならないことになっている」と答えていた。
















