苫小牧市が2021年度に実施した市民意識調査によると、苫小牧を「住みよい」「どちらかといえば住みよい」と回答した人は63・8%に上った。前回(16年度)の調査より6ポイント上昇した。一方、「住みにくい」「どちらかといえば住みにくい」は7・9%で、前回より2・9ポイント下がった。
調査は市総合計画の第7次基本計画(23~27年度)策定に向け、まちづくりの方向性や具体的な施策の参考にするため、5年ぶりに実施した。18歳以上の男女を対象に21年12月~22年1月に行い、723人が回答した。
まちの住み心地に関する設問で、「住みよい」と答えた人は32・5%、「どちらかといえば住みよい」が31・3%で、合わせて6割を超えた。一方、「住みにくい」と回答した人は2・5%、「どちらかといえば住みにくい」は5・4%の計7・9%で、前回を下回った。
年代別で見ると、「住みよい」の割合は65~69歳で38・8%と最も高く、18~19歳が14・3%で最低だった。「住みにくい」「どちらかといえば住みにくい」を合わせた割合は、18~19歳で14・3%、20~29歳で11・7%と、若い層ほど高くなる傾向が見られた。
定住意向の設問では、「住み続けたい」が66・9%で、「市外に移りたい」は7・1%。住み続けたい理由(複数回答)を問うと、「長年住み慣れている」が35・7%(前回比1・9ポイント減)で最も多かった。次いで「自分や家族の勤め先がある」が19・5%(同3・5ポイント減)、「買い物が便利」が11・3%(同2・6ポイント増)の順だった。
反対に、市外に移りたい理由は「買い物が不便」が14・4%(同1・9ポイント増)で最多。次に「市内の公共交通が不便」が13・4%(同0・1ポイント増)、「地域イメージが良くない」が8・2%(同3・5ポイント減)、「医療サービスが悪い」も8・2%(同1・9ポイント増)と続いた。
自由記述では「幹線道路が少ないので増やしてほしい」「海沿いや街中をおしゃれな感じにした方がよい」といった意見が寄せられた。市政策推進課は「住みやすい環境づくりを進め、満足する人が増えるような施策の実現を図りたい」としている。
















