北海道大会で門下生活躍―空手・優至会塚本道場

北海道大会で門下生活躍―空手・優至会塚本道場
好成績を収めた優至会・塚本道場の門下生=8月26日、沼ノ端コミセン

 苫小牧市内の空手道場、優至会塚本道場の門下生が第12回優至会北海道空手道大会(7月、千歳市)で好成績を残した。22部門で上位に入賞した。

 組手のフルコンタクト・一般男子30歳以上の部に出場した佐々木健志(会社員)が優勝した。5人によるトーナメント戦の1回戦の相手は1年前に別の大会で敗れた因縁の相手。「序盤から押せていた。1年ぶりに戦って自分の成長を感じることができた」と振り返る。

 決勝戦では延長の末に判定勝ち、悲願の優勝を果たした。「突きを中心に下がることなく前に出て戦うことができた」と満足げ。空手を始めてまだ1年半で、課題だらけと話すものの「目標だった優至会大会で優勝できたので、今後は他流の人たちが参加する大会にも挑戦したい」と意気込みを語った。

 13人でトーナメント戦が行われた組手のフルコンタクト・小学2年男子の部では高安雄琉(澄川小2年)が準優勝。得意のパンチで手数で圧倒し1、2回戦を危なげなく勝利した。決勝は惜しくも判定負けを喫したが、「悔しかったけど楽しかったし2位になれてよかった」と笑顔で語った。

 幼稚園の授業で空手を経験し、5歳から同道場に入門。日々稽古を熱心に励み「少しずつ自信が付いてきた」と話す。今後に向けて「もっと稽古から気合を入れて、足を止めないように戦って次は優勝したい」と闘志を燃やした。

 ▽入賞者は以下の通り。

 【型】

 ▽年長・1年初級の部 (1)齋藤花(豊川小1年)(2)有坂(苫小牧東小1年)(3)慈性(拓勇小1年)▽小学2年初級の部 (1)江口あかり(苫東)(2)高安(澄川)▽同3年初級の部 (3)慈性(拓勇)、上居(ウトナイ)▽同4・5年上級の部 (3)塚本(拓進5年)▽小学5・6年、中学中級の部 (3)江口(苫東5年)▽小学6年、中学上級の部 (3)中居(拓進小6年)、酒井(光洋中3年)

 【団体型上級の部】

 (1)酒井晴生(光洋中3年)、田川駿虎(苫小牧東高1年)、古河原晃矢(駒大苫小牧2年)

 【組手ライトコンタクト】

 ▽幼年・1年の部 (1)慈性彩良(拓勇小1年)(2)石原(沼ノ端小1年)▽2・3年女子の部 (2)慈性(拓勇3年)

 【組手フルコンタクト】

 ▽幼年の部 (1)岡部蒼空(むかわひかり認定こども園年長)(2)西島(たいせつ保育園年長)▽小学1年女子の部 (1)齋藤花(豊川)(2)慈性(拓勇)▽同2年男子の部 (2)高安(澄川)(3)日向(大成)▽同女子の部 (1)江口あかり(苫東)▽同3年男子の部 (3)長沼(ウトナイ)▽同4年男子の部 (1)岡部優輝(鵡川中央)(3)大和(拓勇)▽同3・4年女子の部 (2)慈性(拓勇3年)▽同5年男子の部 (1)木山耀太(ウトナイ)(2)塚本(拓進)(3)長澤(沼ノ端)▽小学5・6年、中学女子の部 (2)井上(澄川6年)(3)畑中(拓進6年)▽小学6年男子の部 (2)大和(拓勇)(3)枝村(沼ノ端)▽中学男子の部 (1)塚本悠剛(青翔1年)(2)工藤(沼ノ端3年)(3)葛西(青翔1年)(3)風間(ウトナイ1年)▽一般男子U―30の部 (1)山本悠世(沼ノ端中3年)(2)高松(トヨタ自動車北海道)▽同30歳以上の部 (1)佐々木健志

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