帝国データバンク札幌支店は、8月の道内企業倒産状況を発表した。倒産件数は13件となり、前年同月比で6件増加。負債総額は前年同月に比べ56・7%減の13億9900万円だった。
管内別では、石狩が10件で最多。日高、上川、十勝で各1件発生した。
業種別では、卸売業が3件で最も多い。製造と小売業が各2件で続き、建設や不動産などで各1件発生した。
主因別では、不況型の「販売不振」が9件で全体の7割弱を占めた。
新型コロナウイルス関連倒産は5件発生。倒産企業の事業内容は観光土産品卸、回転すし店、飲食店、バス運行、金属銘板等の製作だった。道内のコロナ関連倒産の累計は、8月末現在で140件となった。
同支店では「新型コロナウイルス感染の第7波の収束が見通せない中、円安などによる物価高は消費マインドの低下、企業収益の圧迫要因になりかねない」と分析。「コロナ関連融資の返済が本格化する中で、企業倒産は今後、増加基調で推移する恐れがある」と指摘している。
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一方、東京商工リサーチ北海道支社の調査では、8月の道内企業倒産は14件、負債総額は9億700万円。前年同月比で8件増加したものの、負債は69%減だった。企業倒産に伴う従業員の被害者数は30人で、今年1月からの累計は712人となった。
















