苫小牧市の市民グループ平等社会を推進するネットワーク苫小牧と北海道女性協会は4日、市民活動センターで社会参画フォーラム「私も相手も大切にする」を開いた。市民74人が参加し、対等な対人関係の築き方やトラブル回避術を学んだ。
講師は北海道大学非常勤講師で、「暴力を選ばない・選ばせない」意識と環境づくりに重点を置いて活動するNPOピーチハウス(札幌市)のメンバー志堅原(しけんばる)郁子さん。
フォーラムでは、人と人の間には境界線があるとし、暴力には下手(したで)に出て相手の気持ちや行動をコントロールする受動的暴力や、言葉をねじ曲げて受け取り相手を責める竜巻型会話などがあることを説明。トラブルを回避するには、事前に関係性を客観視し、対人関係を可視化した上で頭の中で整理整頓し、安全な範囲で自分の個人情報を開示することが重要とし、「優しく暴力のない社会になってほしい」と呼び掛けた。
じっくり話を聞いていた認定こども園幼稚舎あいか(市柳町)の園長三上純子さん(79)は「人によって解釈は異なるので、いろんな視点に立って考えることが大切だと感じた。今後、一層ジェンダーの考え方が進めば、男と女の中間の呼び方も出てくるのかもしれませんね」と話した。
講演前は、同グループの会員で国内屈指の吹奏楽団シエナ・ウインド・オーケストラに所属するクラリネット奏者黒岩真美さん(市内在住)らが、楽曲「涙そうそう」などを演奏し、来場者を楽しませた。
















