26日から 道も全数把握簡略化 政府のウィズコロナに対応

26日から 道も全数把握簡略化 政府のウィズコロナに対応
北海道も26日から全数把握の簡略化を導入すると記者会見で発表した鈴木知事=9日午後4時40分ごろ、道庁

 道は9日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、政府が8日に決定した「ウィズコロナに向けた政策の考え方」への対応を協議した。感染者の全数把握の簡略化については、道としても26日から導入することを決定。鈴木直道知事は導入に向け▽自宅療養者が安心して過ごせる環境整備▽自宅療養者を適切に医療につなぐ▽医療機関や保健所の負担軽減―の三つの観点が重要であることを指摘し、各都道府県に設置される健康フォローアップセンターの機能や体制への検討などを含め「課題の整理を早急に進めてほしい」と本部員に指示した。

 政府の新たな対策は▽全数把握の簡略化を全国一律に導入▽感染者の療養期間を最短5日間に短縮(有症状は7日間)▽オミクロン株対応ワクチンを10~11月に1日100万回接種できる体制を整備―などが柱。感染者の発生届の提出を高齢者や入院が必要な人、妊婦らに限定。対象外の人は検査キットで陽性なら都道府県の健康フォローアップセンターに登録して自宅療養を始め、希望すれば宿泊療養や配食を可能とする。感染者の総数の把握は継続される。

 記者会見した知事は「道としてもこの考え方を踏まえ、感染対策の新たな段階への移行を進めていかなければならない」と強調。国が26日以降、発生届の対象外の人に療養証明書を発行しないことに関しては「具体的な取り扱いについて国の動向を情報収集したい」と述べた。

 また、8月23日から石狩管内を対象に実施している、自主検査で陽性だった人が自身で登録する「北海道陽性者登録センター」については、13日から全ての道立保健所管内に拡大。対象年齢もこれまでの18~39歳を「0歳から64歳までに拡大する」と表明した。

 自宅療養セットの迅速配達に向け、電子申請も9日から全道域に拡大。電子申請ができない人に対しては「コールセンターを設置した」ことも明らかにした。

 全道の感染状況について、知事は「8月24日をピークに減少に転じた可能性がある」と指摘。ただ「依然として高い感染レベルにある。医療の負荷を低減するためには、感染レベルをもう一段引き下げていくことが重要になる」と述べ、道民に基本的な感染防止行動の徹底を改めて呼び掛けた。

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