ヤクルトの村上宗隆内野手（２２）は１３日、神宮球場で行われた巨人２４回戦の九回に、今季５５号本塁打を放った。１９６４年に王貞治（巨人）が記録した日本選手のシーズン最多に並んだ。５５本塁打は王、タフィー・ローズ（近鉄）、アレックス・カブレラ（西武）に並ぶ歴代２位。

　村上は四回の第２打席で菅野から５４号ソロを打った。さらに九回の第５打席で、大勢から３ランを放った。

　シーズン最多本塁打は２０１３年にウラディミール・バレンティン（ヤクルト）が記録した６０本。

　村上は４年目の昨季、３９本で初めて本塁打王のタイトルを獲得。今季はリーグトップを独走し、今月２日の中日戦で、日本選手では０２年の松井秀喜（巨人）以来となる５０号に最年少で到達した。