競技の魅力に触れる―苫小牧市主催で「パラスポーツ体験会」

競技の魅力に触れる―苫小牧市主催で「パラスポーツ体験会」
フライングディスクを楽しむ参加者=11日、市総合体育館

 苫小牧市主催の「パラスポーツ体験会」が11日、市総合体育館で開かれ、参加者約80人がパラスポーツ(障害者スポーツ)の魅力に触れた。

 体験会には市職員、ボランティアなどを含めた約80人が参加。各競技とも障害者スポーツ指導員から手ほどきを受けて、車いすバスケットボール、ボッチャ、フライングディスク、パラ陸上、サウンドテーブルテニスの5競技を楽しみ、多くの参加者が笑顔を見せた。

 高松鈴奈さん(緑小4年)は「初めて車いすを体験した。車いすに乗りながらのバスケットボールは難しく、障害のある人たちのすごさを改めて理解できた」。主婦の高橋由美子さんは「車いすの軽さとスピード、片輪ずつ動かせて自由自在に回転できることに驚いた」と満足げ。

 普段から車いすに乗り生活している佐藤きづなさん(啓明中3年)はフライングディスクに夢中。「投げたい方向に思ったように行かずとても難しい。いろんな競技があって楽しい」と笑顔で語った。

 スポーツ都市推進課の畠山邦雄課長は「障害者やパラスポーツに対する市民の理解が少しでも深まれば。今後も競技振興のために、体験会を含め交流大会なども検討していきたい」と話した。

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