北海道学生野球1部秋季リーグの北洋大は17、18両日にあいべつ球場=上川管内愛別町=で東京農業大北海道オホーツクとの第4節に臨む。3節で函館大に連敗し、4勝2敗の3位に後退。5節を含めた残り4試合を全勝し、優勝に望みをつなげるべく気持ちを切り替えている。
函大戦は持ち味の投手を中心とした守りの野球にほころびが出た。1回戦は五回に内野ゴロの当たりが安打になると連続四球で塁が埋まり、相手4番に満塁本塁打を浴びて0―5で敗戦。
2回戦は四回2死二、三塁からの飛球を外野手が目測を誤り2点適時打になった。結果は1―3。「要所で守りが崩れたのは痛かった」と大滝敏之監督。
打線は左腕村田澪斗(4年)、右腕枯木匠登(同)の函大両エースを打ち崩せなかった。2試合で4度の併殺など好機を不意にすることが多かった。
函大は4節で対戦予定だった帯広畜産大が新型コロナウイルスの影響で同節を辞退し8勝が確定した。北洋大が優勝に絡むためには残る東農大戦、旭川大戦の全勝。5節に函大と対戦する東農大が2勝し、3校が8勝2敗で並び優勝決定戦にもつれることが条件となる。
大滝監督は「4節の反省を踏まえて、もう一度守りの野球を徹底してほしい」と期待した。














